台風19号による道満グリーンパークの水没による影響について


 荒川は私たちの暮らす首都圏を縦貫する主要河川として埼玉県民にとってもなじみの深い恵みの川です。
道満グリーンパークはその荒川河川敷に造られた緑豊かな公園で、戸田市民には特に親しまれてきました。

 しかし、道満グリーンパークに隣接する彩湖には首都圏を洪水から守る調整池の機能があり、道満グリーンパークもまた彩湖の範囲の一部に当たります。

 近年、異常気象と言われるように天候の変動幅が大きくなり集中豪雨や大型台風の心配が増してきましたが、本年10月の台風19号は首都圏を直撃し、関東から東北にかけて多くの河川災害を引き起こしました。
 この台風では荒川の水位も危険域まで上昇したために彩湖の水位調整水門が開かれ、荒川の水位上昇を抑える機能を果たしましたが同時に、彩湖を囲む堤防内一帯は水没しました。






 調整池としての彩湖の機能は私たちの暮らしの安全を守ってくれましたが、水没した道満グリーンパークとその一角にある道満テニスコートも長期間使用できなくなる状況となりました。

  

  




 また、道満テニスコート脇を借りて設置しておりました戸田市テニス協会の倉庫も水没し、道満テニスコートにて実施するための全てのテニス大会備品なども水没いたしました。

  

  


 道満グリーンパークは市の緑地公社とボランティアにより復旧が進められており、道満テニスコートは2020年の年初より使用可能な状態になる見込みです。

 今後、戸田市テニス協会も水没した大会用資材・備品などを更新しなければなりません。

 戸田市テニス協会に登録されておられる会員の皆様にはしばらくの間ご不便をおかけすることになるかもしれませんが、大会運営のための復旧を徐々に進めて行きたいと考えておりますので状況についてご理解をお願い申し上げます。


2019年12月 戸田市テニス協会